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まちなみ住宅設計コンペ作品
2004年

京都市太秦・・・家・路地・人との確固たる存在。その町並みに喧嘩は無く、
路地にまさに家は軒を連ね人々はそこで出会い、すれ違い、言葉を交わす。
路地はこの地域にとってのコミニュケーションの場としての役割を充分に果たしている。
必ずしも”新しい”ものをよしとせず、町並みや人の繋がりを当たり前に残している。
そんな人達の思いを大事にし、共に受け継いでいける『まちなみ住宅』を計画した。

区画は車の通る道と人のみの通る道(路地)に分け配置、その路地をふれあいスペースとし各住戸で共有する。
そこに行けば誰かに会えるといった溜まり場的空間として利用。各住戸はカステラ型とするも決して閉鎖的ではなく、
格子を介して敷地内路地とふれあいスペースをご近所さんや子供達が自由に行き来できるものとし、
居住者同士のコミュニケーションを円滑に計ることを目的とした。

各住居は家族の繋がりに重点を置き、1階においては個人の尊重と昔の民家の土間的要素を持つオープンな雰囲気の反面、2階は家族のプライバシーを充分に配慮し、隣・前の近さを意識させない開口にしつつも中庭の緑を吹き抜けから取り入れることで隣地との圧迫感を和らげ、また自然に個人が集まるように部屋を配置することにより開放と閉鎖のバランスを保っている。

まちなみ住宅設計コンペ作品